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長距離走では一番早いプロングホーン

プロングホーン

実は俊足の動物

プロングホーンは北アメリカの動物の中でも、足の速い動物として有名です。

足の速い動物というと、チーターを想像してしまう人も多いのですが、プロングホーンは時速80km以上で走ることができるため、チーターのような俊足を持つ動物なのです。
ちなみにチーターの足の速さは、時速120km以上と言われています。

時速のみでチーター、プロングホーンを比較すると、プロングホーンはそれほど速くないように感じるかもしれません。
ですが、陸上を走る動物の多くは時速40~70kmほどとされているので、プロングホーンは間違いなく俊足の動物となります。

しかもプロングホーンは、足が速いだけでなく持続力もありますので、危険が迫っている時に遠くまで逃げることも可能なのです。
チーターのような獲物を狙う際に俊足を発揮する動物の多くは、実は、プロングホーンのような心肺機能を持ち合わせていません。

自動車で例えると、チーターはガス欠しやすい自動車、そしてプロングホーンは、簡単にガス欠しないという強みがあります。
なぜプロングホーンはこれほどまでに速いのか・・・というと、それは捕食者たちから確実に逃げるためです。

プロングホーンの捕食者の中には、コヨーテ、ボブキャットが含まれるのですが、これらの捕食者は、プロングホーンのような持続力の持ち主となっているため、ただ足が速いだけでは逃げ切ることができません。
そんな環境に身を置いているので、プロングホーンは、他の俊足の動物には見られない力を持っているのです。

どんなところに生息している?

プロングホーンは見た目のとおりとなりますが、シカ類としての特徴を多く持っています。

プロングホーンの角は枝分かれしていますが、これはシカ類に見られる特徴として有名なだけでなく、ちゃんと理由もあってこのような形をしているのです。
例えば、オスの場合はオスとしての威厳を保つために角は必要で、プロングホーンのメスは、反り返った角を持っているため、成獣となっている場合は、このような特徴で相手の判別が行えるようになっています。

プロングホーンの生息地ですが、北アメリカの西、もしくは南部の草原に分布しているとされています。
プロングホーンの最大の特徴は、前述の角の長さに特徴があり、大きなものでは30cm以上に達する角も存在するのです。

プロングホーンは他の偶蹄(ぐうてい)類と同じように、食べものを食べる際は、その食べものを反芻(はんすう)させる形で、食事を行うという仕草も特徴的でしょう。
プロングホーンの餌となるものは、主に牧草、ヤマヨモギといった植物です。

全体的に大人しい動物でもあるため、その印象が深い動物としても知られています。