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ヌーと鳴くからヌーと名付けたヌー

恐ろしい外見とは裏腹に温厚な動物

ヌーのようなウシ科の動物というと、大きな見た目であまり走ることなどが得意ではなさそうに見える動物です。
そのため、あまり活発に移動しないと思われがちですが、ヌーは移動距離が長い動物という特徴があります。

というのも、そのヌーが生息している地域にもよるのですが、雨季、乾季を意識して移動しないとエサを食べられないからです。
そのためヌーの多くは、同じ草食動物のガゼルと一緒に行動することもありますし、同じような環境下でエサを食べていることも多いのです。

雨季になるとエサとなる植物が増えるため、その際に、ヌーは繁殖期に入ることが多くなります。
しかし乾季になると、エサとなる植物が減ってしまうため、その際は、メスや子どもも含めて群れを形成するようになり、ガゼルのように移動することが多いのです。

補足となりますが、ヌーは国によって表現が異なるという特徴もあります。
例えば、南アフリカの公用語であるアフリカーンス語を参考にすると、ヌーは恐ろしい外見をした生物なので、「野獣」を意味する名前を付けられたという由来があるのです。

しかしヌーの実態は、捕食者ではなく被捕食者としたの立場にあります。
ヌーは、捕食者であるライオン、チーター、ハイエナなどから逃げなければならず、サバンナの肉食動物のエサとしても有名ですし、テレビカメラがそのハンティングを捉えているケースも少なくありません。

ヌー最大の特徴は、「大きな群れで昼夜は関係なく移動する」ところでしょう。
見た目のわりに燃費の良い体となっているため、ヌーは定期的に草を食べるようにするだけで、長距離の移動に耐えられるという特徴があるのです。

その他の特徴としては、ヌーの子どもは産まれて数分で立ち上がることが可能で、しかも数日後には群れに加わるという特徴があります。
さらにヌーは寿命も長く、ウシ科の動物としては珍しく寿命が20年もあるのです。

あれだけ大きな体をしていますが、ヌーは時速80km以上で走ることが可能なのです。

ヌーの由来や逸話は意外と適当?

ヌーの名前の由来はとてもシンプルで、単に「鳴き声がヌーと聞こえるから」という理由です。
名付け方もやや簡単な印象ですが、逸話として、ヌーは「神様が生き物の余り物で作った」とも言われています。
適当なイメージが付いてしまいそうな話ではありますが、言われると確かに牛にも馬にも似たところがあります。
正確には、ヌーはウシ科のレイヨウの仲間です。

ヌーのオス、メスともにツノがあるのが特徴で、生息地はアフリカの中央部、南部、東部とされています。
ヌーが多く生息している地域として有名なのは、タンザニア、ケニアにあるセレンゲティ草原でしょう。

タンザニア、ケニアには大規模な森林地帯が存在するため、ヌーはこのような環境下で生息しているのです。
ちなみに、ヌーはしっかりとした体格となっていますが、その見た目通りの頑強さを誇るわけではありません。
そのためヌーは、脚を痛めることも多く、捕食者に狙われることの多い動物なのです。