1. >
  2. >
  3. チーターから逃げるために早くなったガゼル

チーターから逃げるために早くなったガゼル

ガゼル

他の動物にはない特徴を併せ持つ

スプリングボックでもそうですが、ウシ科のガゼルのように、ウシ科の動物は「見た目が似ている」と言われることが多い動物がいます。
他のウシ科の動物と比較すると、「ガゼルは小柄な動物」なので、正確な情報を知らないでも、サイズ差をしっかりと確認するだけで、ガゼルなのか、ガゼル以外なのかを判別することが可能です。

ガゼルは、体長が80~120cmほどとなっていますし、肩高は55~82cmほどとなっています。
体重についても、ガゼルのオスは20~35kg、メスは15~25kgほどなので、メスよりもオスの方が体は大きいです。

さらにガゼルは、体色が薄い茶色となっているため、毛並みが美しいという特徴があります。
ガゼルと同じような環境下で生息しているウシ科の動物は、薄暗いカラーリングの動物が多いので、これもガゼル特有の特徴と言えるでしょう。
おなかの部分は白っぽく、茶色、白色の境界線には黒っぽい帯模様が入っているため、模様を参考にしてガゼルを見極めることも可能です。

ガゼルの中ではトムソンガゼルが有名です。
ガゼルの生息地はアフリカからモンゴルの草原、砂漠とされています。
トムソンガゼルは、イネ科の植物などを食べて暮らしている動物です。
生息地によっては、雨季になるとエサが豊富になるため、その時期になるとトムソンガゼルを良く見かけることができるようになります。

しかし、雨季以降の乾季になると、トムソンガゼルは餌を求めて移動することになるため、いつも同じような場所で生息しているわけではありません。
これは他のガゼルも同様です。

ガゼルは群れを形成する動物でもあるのですが、メスや子どもを意識して100頭ほどの群れで生活しています。
他の動物にはあまり見られない、「オス同士で群れを形成する動物」でもあるので、未だに謎の多い生態として注目されていることが多いです。

しかし温厚そうなガゼルであっても、繁殖期に入ると縄張りを持つようになります。
その際は若いガゼルが入ってくることを防ぐため、若いオスなどが入ってきた際は、積極的に追い払うような獰猛な一面も見せるのです。

見た目以上に速いガゼル

俊足の動物というと、チーターのような100km以上で走ることができる動物が有名です。

ですが、ウシ科であるスプリングボック、ガゼルも、時速80km以上で走ることが可能です。
そのため、今では俊足の動物の仲間入りを果たしているウシ科の動物が増えてきています。
ちなみにガゼルは、時速約86kmで走ることが可能となっているため、スプリングボックのような時速100kmの俊足に比べるとやや劣りますが、車と同様の速度で走れることになります。