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浅瀬でゆっくり泳ぐマナティー

マナティ

最大390cmにもなる巨体が特徴

マナティーは、哺乳綱カイギュウ目(海牛目)に属する科で、かわいらしい見た目でもあることから、今でも人気の高い動物です。

マナティーの生息地の分布は、アフリカ大陸・北アメリカ大陸東部・南アメリカ大陸北部などとされていますが、他にもキューバやジャマイカ、ドミニカ共和国などにも生息している動物です。
また、「マナティー」という名前で呼ばれているマナティーの多くは、「アメリカマナティー」のことで、地域によってマナティーの名前に差が生じるのも、特徴の一つと言えるでしょう。

そんなマナティーの大きな特徴は、最大では「体長390cm、体重1500kg」といった巨体になるところです。
テレビ番組でも紹介されることの多いマナティーですが、ずんぐりとした体型からは想像できないほど、水の中では大変に優雅です。

マナティーというと、人魚のモデルとなったと言われる動物で、数字で見た巨体からは想像もつかないほど水中を綺麗に泳いでいるイメージもありますが、これは「骨の比重が高い」ために可能となっているのです。
つまり、骨そのものが重いため潜水がしやすくなっており、そのおかげでマナティーは大きな体でも水中をゆうゆうと泳ぐことができるのです。

その他の特徴としては、マナティーは脂肪を多く蓄えているという特徴もありますが、これは飢えを防ぐ目的でこのようになっているだけです。
マナティーは水温の変化によって体調が著しく変化する生き物でもあるため、水温が低下しやすい環境では長く生きられないこともあります。
そんな水温の変化に対応するため、マナティーは脂肪を多く蓄えることによって、体温の変化を防いでいるのです。

経済効果が高いことでも有名なマナティー

世界の中には、マナティーそのものが観光資源になっている土地もあります。

有名な場所では、キングス湾に面したクリスタルリバーの町が該当するのですが、こちらは「フロリダマナティーの首都」と言われることがあるほど、マナティーファンにとっては最高の土地なのです。
クリスタルリバーの町では、「水中を泳ぐマナティーと一緒に泳ぐ」ことが可能となっており、このようなサービスは、クリスタルリバーの町以外では対応していません。

本来マナティーは、保護の対象となっている絶滅危惧種のため、このような扱いをすることができません。
しかしクリスタルリバーの町では、このような行為も奨励されているため、ほかにないアトラクションがある町として栄えています。

そんなマナティーとの触れ合いですが、今では、経済効果が高いことでも有名になりました。
クリスタルリバーの町は「観光客が年間では15万人以上」となっており、大変多くの人がマナティーと泳ぐためにこの町を訪れているのです。