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ラグドールの種類と特徴

可愛らしい見た目と複雑な歴史を持つラグドール

ラグドールは全国の猫カフェでも非常に人気の高い品種です。
特徴は絹のようになめらかで豊かな毛並みをしていることで、抱きかかえたときになんとも言えない気持ちよさがあります。
それもそのはずで「ラグドール」という名称そのものが「抱き人形」という意味から来ており、ペルシア猫をベースにより人なつきがよく、美しい毛並みを持っている猫ということで作られました。

ラグドールを世界で初めて作ったのはアメリカのカリフォルニア在住のブリーダーで、もともとペルシア猫を交配させていたところ、偶然にこのラグドールが誕生したとしています。

ただし、このラグドールについては歴史的に色々と混乱があり、当時人気が高まってきた猫の血統書ビジネスの波をもろにかぶった品種と言えます。
というのも最初にラグドールを開発したブリーダーは、その繁殖を独占しようとして品種名を登録し、既存の血統書団体を通さず自分で登録団体を作るという行動をとりました。
そのため新たにラグドールを繁殖させるためにはフランチャイズ契約をしなければならず、ラグドール販売に関する利益を独り占めしようとしたということです。

そこでそうしたビジネスに疑問を持った人たちが独自に繁殖を行うようになり、結果的に最初に作った団体は解散ということになってしまいました。
結局、現在「ラグドール」という名称は世界の猫の血統書団体であるCFAやGCCF、FIFeに登録をされており、創始者が作った猫は別の団体により「ラガマフィン」という名称で流通しています。

歴史を聞くとちょっと複雑ですが、ラグドール自体は非常によくできた猫で、白をベースにした被毛に特徴的な斑点が入るという独自の見た目は、ネコ好きの心をぎゅっと掴んでくれます。
少し釣り上がった青い目に丸みのある頬は、まるで人形がそのまま動き出したかの魅力があり、他の猫の品種とは明確に区別されています。

飼い主さんの管理で被毛をより美しく

ラグドールは体が大きい猫なので、メインクーン同様に成猫になるまで約3年がかかります。
性格は温和で、体の大きさの割に暴れたり、攻撃的になったりというようなことはまず滅多にありません。
体が大きいこともあってか、あまり高いところに登るのが好きではなく、比較的低い位置での運動を好む傾向があります。

最大の特徴となっている美しい毛並みですが、これを長く維持し続けるには飼い主さんの管理が重要です。
栄養のよい食事を与えてあげるとともに、きちんと毎日ブラッシングをして、抜け毛の季節など毛が散らばらないように管理してあげましょう。
被毛がとても多い猫なので、暑い時期などは体に熱がこもることがあり、その点にも十分気をつけてください。