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マンチカンの種類と特徴

短足を特徴とするマンチカン

血統書付きの猫の中でも、特に人気が高い品種となっているのがマンチカンです。
マンチカンの特徴は非常にわかりやすく、体の大きさに対して非常に短い足を持っています。
犬であれば短足の品種はダックスフンドやウェルシュコーギーなど複数ありますが、猫において短足を特徴にしているのはこのマンチカンだけです。

マンチカンは1944年にイギリスで初めて発見された品種であり、突然変異により足の短い個体ができたという偶然によるものとされています。
その後一旦品種として消えますが、ロシアやアメリカ、ニューイングランドなどで同様の短足品種が発見されたということにより、次第に品種として注目を受けるようになりました。

猫にとって短足というのは生物学的に何か意味があるというわけではなく、一つの個性として誕生するものでした。
そこでその特徴を引き継ぐ子孫を残すために交配が行われるようになり、現在では血統書により認められるようになっています。

初めて表舞台に「マンチカン」という品種が登場したのは1991年のことで、ニューヨークで開催されたキャットショーで展示されたことにより一気に注目を受けました。
当時は遺伝的な欠点を残す形で品種改良をすることについて、批判的な意見を受けることもありましたが、現在では一つの品種として扱われるようになっています。

品種的にはマンチカンと認定されている猫の中にも、普通の猫のように足の長いタイプも存在しています。
むしろ成猫になるまで短足のままでいる個体の方が珍しく、目で見てはっきりわかる特徴になるのは全体の約2割程度ほどです。

かわいい見た目と反対に勇敢なところもある

マンチカンは大人になっても足が短いことから、体全体の大きさが小さく、子猫のような印象を漂わせます。
しかしそんな可愛らしい見た目をしている反面で、非常に好奇心が強く勇敢な性格をしているというところもあります。
短い足を器用に使って速いスピードで走行をすることができたり、おもちゃにすばやく飛びついたりといったことができるので、飼い主さんは子猫の頃から一緒に遊んであげてください。

どうしても足の短さというハンデがあることで跳躍力が他の猫と比べて落ちる部分があり、高いところによじ登るという動作を苦手にしていたりします。
マンチカンを飼育する室内では、キャットタワーの段差を低めにするなど、ちょっとした工夫が必要です。

以前まではマンチカンは短命種と言われてきたのですが、現在では無理な近親交配を避けて遺伝的な強さを取り入れるようになったことから、病気に強い長生きができる猫になりました。
ただし、先天的な病気を持っている個体もあるので、定期的な健康診断をおすすめします。