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ワラビー

ワラビー

カンガルー科

ワラビーはカンガルー科ワラビー属に属する有袋類で、その種類は生息地によって区別され、およそ30種程になります。
カンガル類とーワラビー類の科学的な分類は明確にはなっていませんが、その種の平均体重が25キロよい小さい種をワラビーとしているようです。
ワラビーに分類されるものには、ウサギワラビー属 、ツメオワラビー属、イワワラビー属、ヤブワラビー属、オグロワラビー属などがあります。
ウサギワラビー属やツメオワラビー属の一部の種にはすでに絶滅しているものもあります。
ワラビーの容姿は小型のカンガルーと言ったところですが、カンガルーよりも小さい後足と尾を持ちます。
移動方法や子育て方法などの習性はカンガルーと同様ですが、カンガルーと比較すると移動能力は低い動物になります。
そのため、開けた地帯や痩せた草原よりはある程度背丈のある草木が生えている森林で多く見られます。

特徴

大きさは種によって異なりますが、頭胴長はおよそ50~100センチ、体重はおよそ2~24キロ程です。
出産直後の幼獣は非常に未熟なため、すぐに母親の袋の中に入っておよそ2ヶ月間をその中で過ごします。
食性は草食で、寿命はおよそ10年程です。

ワラビーは、オーストラリアの森林地帯をはじめとした様々な場所に分布し、都市近郊の森林でもその姿を見る事が出来ます。
反面、移入されたニュージーランドのカワウ島では害獣として位置付けられていて、現在では狩猟の対象になっています。
この他にも、ハワイ、スコットランド、イングランドなどの一部地域で動物園から逃げ出した個体が繁殖して生じた群れの存在が知られています。

ペットとして飼育可能

ワラビーは外来種等の指定もないため、特別な許可がなくてもペットとして飼育する事が出来ます。
一般的なペットショップ等で見かける事はほとんどありませんが、珍しいペットの取り扱いが多いショップに問い合わせるなどすれば入手する事は可能です。

ワラビーをペットとして飼うなら、その居住スペースの確保が一番の課題となります。
ペットショップにいるときは大きめのゲージに入れられている程度のものもあるようですが、後足で飛び回るという性質上、50坪程度は必要になります。
外敵に侵入されないような、またジャンプ力があるワラビーが外に逃げる事のないような高くて中が見えにくいような囲いをフェンスなどで作ります。
囲いの中には身を隠したり雨風をしのぐ事の出来る小屋を設置しましょう。
餌は牧草や草食動物用の餌をペットショップなどで購入して与えます。
日本の気候であれば、冷暖房の必要は特にありません。

とても臆病な動物

ワラビーは、繊細で臆病な動物です。
ペットとして飼っても、人間にはなつきにくいため犬や猫の様な飼い方は出来ません。
また、小さい子供や犬を苦手とする傾向が強いため、囲いの外側から子供や犬が追いまわすなどすると、ストレスを感じてしまうこともあります。
さらには、パニックを起こして壁に突っ込んでしまう事もあるため、近づけないよう注意が必要です。
また、外来種であるため、一度飼い始めたら途中で逃げられたり自然に放したりする事のないように、最後まで責任を持って飼育しましょう。