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プレーリードッグ

プレリードッグ

リス科

プレーリードッグはリス科プレーリードッグ属の動物で、北米大陸中央部の草原地帯に生息しています。
体長はリスより大きく30〜40センチ程あり、群れで生活する草食動物です。
草原(プレーリー)に住み、犬の様な鳴き声をだす事が名前の由来になっています。
プレーリードッグは、コテリーと呼ばれる一夫多妻制の家族を作り、鋭い爪で掘った作った巣穴で生活します。
いくつかのコテリーが集まって群れとして生活しています。
巣穴は地中深く4メートル程まで掘り下げられ、外敵に襲われた時の逃げ道として複数の出入り口があります。
巣穴の中は年間を通じて15度程度とプレーリードッグにとっての適温が保たれています。
穴を掘った時に出た土が巣穴の出入り口周辺に高く盛られていて、そこを見張り台(マウント)として利用します。
マウントの上で、プレーリードッグ特有の後足で立ちあがった姿勢で周囲に外敵がいないか見張りを行います。
外敵を発見すると犬様の鳴き声をあげて周囲の仲間たちに知らせます。
この鳴き声の中には、外敵の種類や色、大きさ、脅威の度合いなどの情報が含まれている事が分かっています。
このようにして、天敵であるワシなどの大型の鳥や、アナグマ、ガラガラ蛇などから身を守るのです。
見張りを行う障害になるほど周囲の草が伸びてくると刈り揃える習性があります。
これによって新たに柔らかい草がはえ、コテリー周囲の草原は豊かになりますが、反面畑を荒らすなどの被害も出すため、害獣としての扱いも受けています。

お尻から悪臭!

なわばり意識がつよく、他のオスが近付くと肛門から管を出し悪臭を発して威嚇したり、時には穴の中に生き埋めにしてしまう事もあります。
自分にとっての敵や見方の区別をしっかり持つため、ペットとして飼育した際には飼い主の事もきちんと認識してよくなつきます。
仲間同士では口と口でキスをしたり抱き合ったりして挨拶をする姿が見られます。
プレーリードッグはその姿や仕草の愛らしさから、ペットとしても人気の高い動物です。
ところが、ペストや野兎病を媒介する危険性が指摘されて、現在では輸入は禁止されていて、日本国内で繁殖させた個体のみが販売されています。
このため、以前に比べて入手が困難になっています。

また、外来種のため、一度飼育したら脱走されたり放したりすることのないように、責任を持って最後まで飼育する必要があります。

1匹ではなく多頭飼い向き

プレーリードッグをペットとして飼育するなら、大きめのゲージを用意し、傷めないように足場にスノコなどを敷きます。
運動量が多く、社会性の強い性格なので、多頭飼いに向いています。
寒さに弱いため冬場はヒーターなどの寒さ対策を取り、毎日少しでいいので日光や紫外線に当ててあげましょう。
孤独を感じるとストレスで脱脳症などを起こすため、単独飼育の場合には飼い主が十分にコミュニケーションを取る事が大切です。
餌は草食動物用のエサなどの他、野菜や果物を良く食べます。
発情期のオスは臭いを発したり、性格が荒くなるため注意しましょう。