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ペンギン

ペンギン

鳥類に属する

ペンギンは鳥類ペンギン目に属する種の総称で、現在では6属19種存在し、主に南半球を中心に生息しています。
南極大陸などの寒冷地に生息しているイメージが強いですが、実際に南極大陸に生息しているのは主には、コウテイペンギンとアデリーペンギンです。
他の種は南極大陸周辺の島や南米、オーストラリア、アフリカ大陸などが主な生息地となります。
中には、ガラパゴスペンギンのように、赤道直下に生息する種もあります。

特徴

ペンギンは鳥類でありながら二本足で胴体を垂直に立てた体勢を取ります。
その姿勢のまま退化したひれ状の翼を振りながら歩くため、よちよちとした印象も強いですが、泳ぎは実に上手く、もっとも速い種では時速36キロの速さで泳ぐ事も可能です。
翼を広げて華麗に泳ぐその姿は、水中を飛んでいるという表現をしばしばされ、陸上の動き方とのギャップがペンギンの魅力の一つとなっています。

法的規制があるペンギンもいる

ペンギンの中には、絶滅の恐れなどから、法的規制を受けている種がいくつもあります。
フンボルトペンギン、ケープペンギンはワシントン条約に規定されていて、観賞用だけの輸入もしくは輸出などはすべて禁止になっています。
この他にも、国際自然保護連合(IUCN)では、絶滅危惧種としてシュレーターペンギン、キガシラペンギン、ガラパゴスペンギンがいます。
危急種としてイワトビペンギン、マカロニペンギン、スネアーズペンギン、フンボルトペンギン、ケープペンギン、ロイヤルペンギンがいます。
準危急種としてジェンツーペンギン、マゼランペンギンがそれぞれ指定されています。
これらIUCNの指定はレッドリストと呼ばれ、絶滅の危険性が高い種が対象となっていますが、実際にには法的規制を有するものではありません。
このように、地球温暖化による餌となるオキアミの繁殖地の氷の消失や、ゴミや石油などによる海洋汚染などが原因となって、多くの種が絶滅の危機に瀕しているのです。

動物園や水族館などでは飼育している施設や個体数も多いペンギンですが、ペットとして飼育するのは現実問題難しい動物と言えます。
国際条約で規定されていくような種の捕獲や輸入は不可能ですが、国内で羽化、生育させた個体がペットショップ等で取り扱われる事もあるようです。

ペットとなると膨大な設備が必要

ペンギンをペットとして飼うには、莫大な費用をかけて設備、環境、エサなどを揃えることになります。
ペンギンが泳げるプールや空調設備の設置など、種によって差はあるものの、ペンギンの暮らす環境を整えるだけでも大変なことです。
毎日大量に食べる餌の確保だけでも、月に数万円はかかるようです。
また、ペンギンはところ構わず排泄するためこまめな清掃が必要な上、意外と大きい鳴き声が近隣に迷惑になる事もあります。
また、犬や猫のように人になつく事はありません。

お金持ちで大量の時間と労力を注ぎ込んででも飼育したいという人には可能です。
ですが、ペンギンにとってストレスのない環境で飼育するのは、一般的には難しい動物であるといえます。