ウマ

ウマ科

ウマ馬の種類は一様ではなく、体長80cm程度から180cm程度の馬まで様々な種類があります。
大別すると、馬車を引いたり荷物を運搬する大きな馬、競馬や乗馬に利用される通常サイズの馬、ポロ競技に利用される少し小さな馬、子供の乗馬やペットとして飼育される小さな馬などがいます。

特徴

馬の視野は広く、350°見渡せ、なんと左右の目で違うものが見られる視界を持っているのです。
また耳はレーダーのような役割も見せ、感情も耳の動きで表現できます。
犬ほどではないにしても嗅覚も優れており、飼い主の匂いをかぎ分けることも可能です。
現在は当たり前のように家畜として知られている馬ですが、その歴史は古く、運搬、乗用、農耕、軍用、食用などに利用されてきました。

歴史

約1万5000年前に初めて家畜された動物が、ネズミ退治のために飼われた猫です。
その後、約5000年前に犬、牛、馬が次々に家畜化されていきます。
馬は本来は家畜ではなく野生馬を捕獲して食料としていました。
しかし、捕獲した馬を食用として飼育していくうちに非常に賢い動物であることが分かったことから調教し、人間の生活の支えとなることが立証されたために家畜化されたとのことです。
人間には適わない力で農耕の助けになるほか、運搬でも大量の荷物を運べ、戦時中は騎兵として戦力になっていました。
産業革命以降、機械にその役割を奪われるまでは、馬なしでの生活は語れないほどです。
現在は運搬や農耕として利用されることは減り、もっぱら競馬や食用(桜肉)が主となっています。

モンゴル高原を原郷となった馬

モンゴル高原を原郷とした日本の在来馬も存在します。
在来8種で中でも木曽馬、トカラ馬、宮古馬は各県の天然記念物に指定、野間馬と与那国馬は自治体指定の天然記念物に指定、御崎馬は国の天然記念物に指定されているのです。
いずれも個体数が少なく、絶滅が危惧されているようです。
日本書紀や古事記にて馬に関する記述があることをみると、日本では2000年以上も前から馬との共存が始まっていました。
現在までに馬に関する歴史には様々なことが起こっていますが、現在の馬産につながる流れは敗戦の影響があります。
敗戦以前は日本でも馬の改良が行われ、そこで誕生した多目的馬である「日本釧路種」と「奏上釧路種」は世界の注目も集めています。
しかし敗戦して今までの馬産は廃止、1954年以降は競馬一色へのスタイルと変わっていきました。
今では殆ど競走馬としての役割しか目立ちませんが、競馬益金は日本国家経済を支える大きな収益となっています。