ロバ

ロバ

ウマ科

ロバは、ウマ科ウマ属ロバ亜属 の総称でうさぎうまという俗称を持つ動物です。
ウマ科の中では最も小型で、古くから世界中で家畜として飼育されてきました。

特徴

体高はおよそ1~1.3メートル程で、ウマと比較してピンと立った長い耳が特徴的です。
短く立ったタテガミに褐色のぬいぐるみを思わせるような毛並みで、尾には先端部分にのみ長毛があります。
ウマに比べて人間に従順でないものの、粗食に耐え、丈夫で、力も強い事から、荷物の運搬、脱穀、灌漑などに使用されていました。

その発生は古代エジプトで生息していたアフリカノロバで、荷物運搬用として使用されていました。
ですが、20世紀に野生のものは絶滅し、ごく少数が動物園などで飼育されるのみになっています。
野生下で今も生息しているのはエチオピアとソマリアの山間部いる少数のソマリアノロバと、ハワイ島で野生化した群れのみになっています。

神話にもでてくる動物

古くから世界中で人間の近くに置かれていたため、ロバには文化や宗教的な部分でも様々な象徴としての意味合いや逸話などが残されています。

西洋ではロバはしばしば「馬鹿」「愚か者」という意味を含んだものとして用いられます。
古くから貧農は粗食に強いロバを飼い、豊農はウマを飼うと言った歴史があったためではないかと見られています。
また、西洋文学の中でも、ロバはしばしば愚か者の象徴として取り扱われています。

古代ローマではかまどの女神ウェスタの聖獣とされている反面、神話の中では供犠獣としての扱いもあります。
キリスト教では従順と柔和の象徴されていて、キリストのエルサレム入城の乗り物として使われたという記述が聖書にも残されています。

食用としている国!

中国などロバを食用としている国もあります。
ただ焼くだけでは独特のにおいがあるロバ肉ですが、煮込み料理や燻製など手を加えることによって美味しくなるようです。
また、ロバのにかわは漢方では止血、造血作用があるとされ広く使用されています。

ペットとして飼育が認められている!

ウマは個人がペットとして飼育する事は出来ませんがロバは可能です。
取り扱うショップは少ないものの、一頭30~100万円ほどで取引されているようです。

ロバをペットとして飼うなら、庭など屋外に最低畳2畳分程のスペースを確保します。
雨風をしのげるように小屋やテントなどで屋根を作ってあげましょう。
岩塩を用意し、餌は庭の雑草などの他、干草や野菜、牧畜用フードなどを1日2回与え、飲み水はいつでも飲めるようにしておきます。
放し飼いが不可能な場合は犬用のワイヤーなどを使って、ある程度は自由に動ける環境を作ってあげると良いでしょう。

ロバは人になつき、とても利口な動物です。
飼い主が愛情を持って接すればきちんと答えてくれるでしょう。
飼い始めて新しい環境に慣れてくれば、公園などに散歩に連れ出す事も出来ます。
その際には無口と曳手が必需品となります。
ウマ用のブラシを使って毎日ブラッシングしてあげるとロバも喜び、良いコミュニケーションになるでしょう。