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クジャク

クジャク

キジ科

クジャクはキジ科クジャク属に属する鳥類での総称で、広義にはキジ科コクジャク属まで含まれます。
通常は、インド、スリランカに生息するインドクジャクと中国からベトナム、マレー半島に生息するマクジャクの2属を指します。

特徴

クジャクと言えば、その大きくてきれいな飾り羽が特徴的です。
これは、オスのクジャクがメスを誘う時の求愛行為で、お互いの淘汰によって発達したものとして知られています。
その発達理由としては諸説ありますが、美しく長い飾り羽をもつオスの方が優位であるようです。
飾り羽は、3年目以降のオスに発達するもので、実際には上尾筒羽が発達・成長したもので、尾で後ろから支える形をとっています。
オスはこの飾り羽を扇状に広げ、メスに対して大声で鳴きながらアピールするのです。

インドクジャクは、標高1500メートル以下の落葉樹林や農地などに生息し、全長は大きいもので230センチ程です。
オスは頭頂部に扇状で青緑色の冠羽が付き、虹彩は褐色です。
濃青色の頭頚部に青緑色の体側面、黒緑色の腹部におよそ100~150枚の上尾筒が発達しています。
メスは全身がほとんど褐色でところどころに白い羽毛が付いています。
雑食性で、昆虫、爬虫類、果実などを食します。

「マクジャク」は激減している

マクジャクは、生息地の開発やペット用としての輸出を目的とした乱獲などにより、近年急激にその数を減らしている種のひとつに挙げられているのです。
標高1500メートル以下の森林に生息し、オスは大きいもので全長300センチにものぼり、キジ目の中では最大種です。

青色の頭部に黒色の腹部、青から緑褐色へと変化する頚部、背部、胸部に、青緑から黒色の上尾筒が発達しています。
メスは全長90~110センチ程で、黒色と褐色の羽毛に覆われていてそして、雑食性で、昆虫、葉、種子を食べます。

飛翔能力は高くない

クジャクは外敵に襲われた時などは飛ぶ事も出来ますが、基本的には飛翔能力は低くあまり飛びません。
また、移動する事を特に好まないため、最初の1年で自分のテリトリーであると認識すれば、翌年以降は特別な囲いを作らなくても飼育する事は可能です。
高い木の上に登る事も好み、夜間は気の上で過ごす姿も見受けられます。

飼育される場合の注意

もしクジャクをペットとして飼育するのであれば、水はけがよく、夏場は涼しく冬場は風よけのある場所に居住スペースを確保するようにします。
つがいであれば4坪程の小屋を設置すれば、産卵、育雛を行う事も出来るのです。
放し飼いにするのであれば、止まり木など、夜眠るための高い場所を用意してあげると良いでしょう。
インドクジャクは比較的暑さ寒さに強いため、そのまま屋外での飼育が可能ですが、マクジャクは冬季に足が凍傷になる事もあるため、ヒーターなどの準備があると安心です。

餌は、養鶏用飼料に野菜を少し混ぜるなどして与え、いつでも新鮮な水が飲めるよう、水入れは大きめのものを用意して毎日こまめに替えるようにします。

クジャクは早朝に大きい声で鳴く習性があります。
近隣に迷惑にならないか、飼う前に検討しておく必要があるのです。