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キンカジュー

アライグマ科

キンカジューはアライグマ科に分類される小型動物で、体長40〜70センチ程で大きい目や長い尻尾が特徴的です。
メキシコ南部からブラジルの熱帯雨林が原産の近年人気の珍獣です。
キンカジューは木登りが得意で、ほとんど木の上で生活します。
昼間は木の穴などで寝て、夜になると活動をします。
しばしば眠っている間にジャガーやタカなどの鳥類に襲われる事があるものの、比較的寿命も長く、一度に出産する頭数が1頭と少なく、子育てに費やす期間が長いにもかかわらずその個体数を減らすことなく維持されているようです。

特徴と平均寿命

平均寿命は、飼育状況下で23年ほどです。
オスでは生後1年半、メスでは生後2年以上で性成熟に至り、妊娠期間はおよそ4カ月ほどです。
アライグマ科に分類されていますが、一見サルの様でもあり、イタチの様でもあるユニークな容姿をしています。
茶色から金色に近い色の体毛が背中にはえ、腹部の毛はそれより白身を帯びています。
小さい耳に大きな目、短くとがった鼻で、非常に長い舌を持ちます。
長い尻尾を木の枝などに巻きつけてぶら下がったりして、非常にしなやかに動きます。
アライグマ科と言うだけあって手先が器用で、アライグマににた仕草も見られます。
手には人間とよく似ていて、指紋まであります。
木の上で群れを作って生活をし、互いの毛づくろいをするなど社会的な性質もみられるものの、餌を食べるときは単独で行動します。

面白い夫婦形態

一夫多妻または一妻多夫など流動的な夫婦形態を呈します。
食性は雑食で、主に木の実や果実を好んで食べます。
この他にも、シロアリなどの昆虫や鳥、卵なども食し、蜂蜜を好む事から「ハニーベア」という俗称も持ちます。
甲高く鋭い鳴き声をあげます。
キンカジューは近年メディアに登場するようになった事もあり、その認知度を上げ、ペットとしての人気も高くなってきています。
取り扱うペットショップも出てきていて、この先さらに増加していくと思われます。
この事もあり、ペットや毛皮採取の目的で原産地から捕獲、輸出されていく個体数の増加を問題視する声も上がっています。
キンカジューをペットとして飼うなら、大きめのゲージ、給餌給水器などを用意します。
人間にもよくなつき、犬や猫よりも飼いやすいと言う声もあります。
獣臭さはほとんどありませんが、糞尿は当然匂うのでこまめにゲージの床下の清掃を行います。

入手が困難

まだ珍しいペットなので入手先を探すのに苦労するかもしれませんが、ペットショップで20〜40万円ほどで購入できます。
大きめのゲージであればペアでの飼育も可能で、繁殖させる事も難しくはないでしょう。
ゲージから出して遊んであげる事もでき、人の手から食べ物を食べるようにもなります。
キンカジューの様な一般的に出回っていない珍獣を飼育する際には、診てもらえる獣医さんの確保も重要です。
何かあったときにすぐ受診できるように、なるべく自宅から近い所にかかりつけの獣医を作っておくとよいでしょう。