ウシ

牛

ウシ科

ウシを知らない人はいないと思いますが、大勢の方はウシに対してのんびりしたイメージをもっていると思いますが、実際はどうなのでしょうか。
ウシの生態を中心に述べていこうと思います。

特徴

ウシの特徴として思いつくのは、胃の数です。
実はウシには4つの胃袋があり、反芻という行動が独特です。
これは一度食べたものを胃から口に戻して、再び噛むことでなぜこのようなことが行われるかというと、一説には胃のPHを安定させる目的があるといわれています。
不安定な胃になると、原生動物や微生物が死滅してしまいます。
ウシとこうした微生物は、共生関係にあって、ウシが食べる草をウシの力で消化できないものを微生物が消化してくれるのです。
だから、1から3までの胃は胃液がほとんどなくて、4つめの胃袋が胃酸を分泌して消化される形をとります。
ウシの整体は牧草などが主食で、歯は上顎12本・下顎20本あり、長い舌を巻き取って食べます。
ですから、焼肉で食べる牛タンが長いのはそのためです。

インドでは神聖な生き物

ウシは様々な利用がなされていて一番大きいのが食用でしょう。
食用のウシもありますが、乳牛用のウシを忘れてはいけません。
小さい頃、社会見学などで乳搾り体験をした方もいらっしゃるかもしれません。
ウシは江戸時代も様々な形で食べられてきました。
近江牛は人気商品のひとつで、牛乳を飲んでいたところもあったようです。
明治維新になって、ウシの利用は加速化して、ヨーグルトやチーズなどの加工品が大量に作られるようになり現代に至ります。
また食べ物だけでなく、牛革のかばんやベルト等にも使われますし、牛糞や鶏糞は園芸や農耕における大切な肥料とされ、場合によっては燃料や建築資材にも使われます。
また、国や地方によっては、例えばヒンドゥー教の多いインドにおいてはウシは重大な農耕を助ける神聖な生き物とされていて、食べることは持っての他とされていました。
反対に、スペインやポルトガルでは闘牛として、闘いの興行とされていますし、地域や国によってその扱いはまちまちといえるでしょう。
しかし、ウシがいかに私達の生活に密着しているのかがわかるかと思います。
他にも国によって様々な扱われ方がウシにはあります。
今後もこうしたウシとうまく付き合っていきたいものです。
そのためには、食べるときも感謝して食べることがとても重要なのではないのでしょうか。
牧場などに行って、こういった特徴を考えて観察しに行くのもいいかもしれません。