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アルパカ

ラクダ科の動物

アルパカは、ペルーや、チリ北部、ボリビア北部などのアンデス高原湿潤地帯で主に放牧されている、南アメリカ大陸原産の家畜で、ラクダ科ビクーニャ属に属する動物です。
その極めて良質な体毛から衣類生産のための家畜として飼育されていましたが、その姿の愛らしさから近年では日本でも人気があり、アメリカではペットとして個人で飼育する人もいるようです。アルパカは牧草などを主食とする草食動物で、頑固な面はあるもののその性格はおとなしく人にもよく懐きます。
臆病で、攻撃性はほとんどありませんが、自分に危害を与えられそうになると唾を吐きかける習性を持ちます。
この唾は未消化の飲食物も混入しているため、その臭気は強烈なものです。
後ろ足で蹴りあげられたとしても、スポンジのような役割をするパットが足の裏についているため、アルパカが人間に怪我をさせると言う事はほとんどないようです。
大人のアルパカで、1日に1キロ弱の干草を食し、穀物、ミネラル、新鮮な水を補助職として用いるのが好ましいようです。

太り過ぎると生殖能力が衰える?!

原産地の南米でも放牧されているように、草が生い茂る季節であれば、放牧するだけでも十分に栄養を得る事ができます。
アルパカの排泄物は臭気が少なく、いつもきまった場所で済ませる習性があるため、トイレの世話は比較的簡単な動物です。
アルパカの寿命は23年前後と言われていますが、幾つになっても生殖能力を有します。
メスに至っては、出産後数週間で次の妊娠が可能であり、生涯にわたって妊娠と出産を繰り返す事も可能であると言われています。餌のやり過ぎなどで肥満になると生殖能力が衰えるため注意が必要です。

アルパカの体毛は、アンデスの厳しい自然環境の中で順応するために生まれた、極めて保温性が高く、しっとりとしてやわらかい超極細毛です。
毛が空洞になっているため、その保温性はウールやカシミアをしのぐほどであると言われ、暖かい空気を閉じ込めておく事ができます。また強度あり、毛玉も出来にくいため、高い人気を誇っています。

品種改良された動物

少なくとも年に1度は毛刈りをする必要があります。
もともと、アルパカは衣類生産のための体毛確保を目的として品種改良をされた経緯を持つため、刈らなければ体毛は伸び続け、地面についてしまう事もあります。
アルパカは自分で体毛の清潔を保っているため、夏場であっても水やシャンプーなどでアルパカを洗ったり、ブラッシングをしたりする必要はありません。
アルパカをペットで飼うとしたら、1頭につき2畳程度の小屋と、昼間放っておく草原スペースが必要になります。
1頭での飼育は不向きなため、多頭飼いかよく馴らした他の動物と一緒の飼育が必要です。
毛刈りの他、爪の処理や予防接種の必要があります。
きれい好きな動物なので、居住スペースはいつも清潔にしておきます。
日本で購入するのであれば、アルパカ牧場などから買い取る事も出来ますが、その値段は1頭につき250万円程度と高額になります。