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ミユビトビネズミ

長い後ろ足と長い尻尾が特長

ミユビトビネズミは、げっ歯目(ネズミ目)トビネズミ科に属する動物の一種です。
トビネズミ科の動物にも「ミユビトビネズミ属」「イツユビトビネズミ属」「ミユビコミミトビネズミ属」という三種類があります。

ペット用として最も多く出回っているのがミユビトビネズミ属で、「オオミユビトビネズミ」と「ヒメミユビトビネズミ」という二種類が代表的です。

オオミユビトビネズミもヒメミユビトビネズミもいずれもハムスターくらいの体の大きさに長い足と尻尾を持っていることが特長で、移動の時にはぴょんぴょんと飛び跳ねるようにして素早く動き回ります。

中でもオオミユビトビネズミは飼育がしやすく人に慣れやすいことから人気が高く、ペットショップでも比較的安価で購入をすることができます。

ただし価格には大きなばらつきがあることも多く、安い場合には数千円程度、高い場合には5万円くらいの価格がついていることもあるようです。

これはトビネズミは日本に原種が存在せず、ペット用には必ず輸入をしなければならないためです。
比較的安いものは国内で繁殖したもので、時期やその時々の流通数によって価格が変動します。

もともとトビネズミは中東のイスラエル~モロッコ周辺に生息している生き物なので、それら地域の治安が悪化してしまうと入手困難となり一時的に価格が大きく跳ね上がってしまいます。

性格はおとなしく飼育しやすいが怪我に注意

ミユビトビネズミは全体的におとなしい性格をしており、飼い主に対して警戒感をむき出しにするということはありません。

鳴き声もそれほど大きくなく、こちらから余計ないたずらや攻撃加えたりしない限り良好な環境で生活をしていくことができます。

ただしもともと運動量が多く一か所にじっとしているタイプの動物ではないため、長くつかまえてなでたり餌を与えて食べさせるといった接触はあまりしない方がよいでしょう。

どちらかといえば独特の風貌や可愛らしい動きを眺めて楽しむというのがミユビトビネズミの正しい飼い方であると言えます。

基本的な飼育方法は大きめのケージを用意し、中にチップなどの床敷を置いておきます。
目安としてはケージの大きさは尻尾を除いた体の長さの3倍の幅があれば十分とされています。

ケージの中には餌入れや水飲み用のボトル、歯を削るための木材や隠れ家となる小屋を置いてあげるようにします。

ハムスターなどと違って注意しておきたいのが、金網敷のケージや回し車を置いておくと、長い足が挟まって怪我をしてしまうことがあるということです。

できれば足が入り込みにくいガラス製や樹脂製のケースを使うようにし、回し車も間に隙間のない皿型のものにしておく方が無難です。