リス

リス

リスとは

リスとは、ネズミ目のリス科に属する動物の総称です。
リス科には、285種の生き物が属しており、樹上で生活をするリスだけではなく、地上でクラスマーモセットやプレーリードッグ、滑空する習性のあるモモンガなどもリスの仲間になります。

リス科の動物は全世界に分布しています。
ただし、南極や一部の砂漠などには生息していません。
もともとオーストラリア大陸には生息していなかったのですが、人為的に移入されたことにより、現在ではオーストラリアでもリスを見ることはできます。

一般的にリスと言うと、小さなイメージがあるかもしれません。
最も小型のリスでは体長10センチ程度、体重10グラム程度にしかならないアフリカコビトリスが有名ですね。
しかし、最大種になると体長が50センチ以上、体重も5キロを超える種があるので、幅広い大きさであると言えるでしょう。
ちなみに、先述した最大種はアルプスマーモットという種になります。

リスと聞いてイメージする動物は樹上棲のリスであり、尻尾の毛がふさふさとしたものですね。
対して、地上棲のリスの場合は、尻尾の毛量は少なくなっており、また長さも短いものが多いのが特徴です。
体毛の色は種によって大きくことなっており、様々な色の体毛が野生種でも見られます。

日本に生息するリスの種類について

日本でもリスは生息しており、多く見られる種としてはニホンリス、エゾリス、エゾシマリスが代表的です。
他にもリス科としては、ヒメネズミ、ヤマネ、モモンガ、ムササビなども該当します。
ニホンリスは本州や四国、淡路島に生息するリスであり、体長はおよそ20センチ程度、体重は200~300グラム程度のリスですね。
冬季になっても冬眠をせずに、秋の間にエサを地中に貯蔵することでも有名です。
食性に関しては、基本的に植物性となり、果実、植物の種子などを良く食べますが、夏場には虫を捕まえて食べることもあるので、厳密には雑食性と言っても良いかも知れません。

特定外来生物の指定について

外来生物が捨てられて、日本の自然で野生化してしまうことにより、本来の生態系が変わってしまい、もともと日本に生息していた動物が絶滅の危機にさらされることも多くあります。
こうした状況を鑑みて、2005年には外来生物法が施行されました。
この法律によって特定外来生物として規制対象になった動物を飼育する場合には、環境相に飼育許可証を申請して許可を得る必要があります。
許可の有効期限は5年間であり、その後の更新も可能ですが、飼育状況や個体数などを記した書類を毎年提出しなくてはいけません。
規制対象となる特定外来生物は、タイリクモモンガ、キタリス、タイワンリス、トウブハイイロリスの4種類になります。

許可を得るには飼育する施設が基準を満たしているかどうか、個体を認識するためのマイクロチップの埋没、感染症法による規制など様々な問題をクリアする必要があるので、覚えておくと良いでしょう。