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フクロウ

フクロウ

フクロウ科

フクロウは、フクロウ科フクロウ属の猛禽類で、広義にはフクロウ属の総称を指し、狭義にはその内の学名Strix uralensisという1種を指します。
南極以外の殆どのエリアに生息していて、その種類は220種にも及びます。
森林のみにとどまらず、砂漠やツンドラ地帯で生活している種も存在し、日本国内でも10種類ほどが確認されているのです。

特徴

全長14~70センチ程で、大きめの頭部に顔盤とよばれるくぼみが発達している種がほとんどです。
フクロウの目は眼窩のくぼみにはまり込んでいるため、動かすことは出来ません。
ですが、その代わりに12~14本と数の多い頚椎によって顔面自体を真後ろに向けたり上下反転させたりと、自由自在に動かす事が出来ます。
他の鳥類と異なり、目が正面に向かって配置されているため立体視が可能なのが特徴の一つです。
暗い夜間でも見る事が出来、近くより遠くの方がよく見えるという性質を持ち、聴覚も大変優れているため、夜間でも空中からの狩りが可能になているのです。
フクロウは肉食で、小型の哺乳類や鳥類、昆虫などを食します。
木の上から獲物を確認すると空中からその鋭い爪で捕えるのですが、この際、風切羽の周囲の綿毛の働きでほとんど音を立てずに狩りをする事が出来る仕組みになっています。

ペットとして飼育可能

フクロウはペットとして飼育する事も可能ですが、飼育にあたってはフクロウの食性や習性などをよく知り、飼育する種に合った飼育方法を取る必要があるのです。
フクロウの様な肉食の猛禽類を飼う時には、第一にフクロウの餌となるネズミなどを扱える事が重要です。
市販の食肉は。人間が」食べやすいように血抜きしてあるため、フクロウの餌としては栄養不足で適切ではありません。
時々は生餌を与える事も必要となり、このような事に抵抗がある人には、フクロウの飼育は難しいと思われます。
また、フクロウは大型になればなるほど寿命も長く、小型種でも10~15年であると言われています。
人になつく事は難しく、トイレなどのしつけも出来ないと考えた方が良いです。
このような飼育面での問題を受け入れられなければフクロウのような特殊なペットを飼育する資格はありません。

飼育される場合の注意

フクロウをペットとして飼うなら、その飼育環境を整えなければなりません。
どの種にするかによってずいぶん変わりますが、室内で放し飼いにするのでなければ、大きめのゲージや小屋などが必要になります。
飼育するフクロウの大きさに合わせて、余裕のある大きさが良いでしょう。
ゲージの中でも動き回れるように、凹凸のある材質の止まり木で高さの異なるものを数個おくのが望ましいです。
また、身を隠せる様なところを確保してあげると良いでしょう。

フクロウを放し飼いにしても人間に襲いかかってくる事は通常はありませんが、小さい子供や他のペットなどに対しては注意が必要になります。
また、外来種などを逃がしてしまうと、周囲の生態系の破壊を招く危険もあるため気をつけましょう。