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モモンガ その1

リス科

モモンガはネズミ目のリス科に属する小型のほ乳類の総称です。
リスの仲間であり、滑空する性質を持っています。
狭義ではニホンモモンガのことを指す言葉ですね。

前脚から後ろ脚にかけて付いている皮膜を広げることによって、空を滑空することが特徴であり、ムササビはモモンガを大型にした動物です。
ニホンモモンガの場合ですと、体長はおよそ20センチ前後、尻尾が12センチ善隆、体重は200グラム程度となります。
ムササビの場合は、大型であり、体重が1500グラム程度にまで大きくなりますので、かなり小型の動物であると考えて良いでしょう。
基本的に夜行性であり、木の洞などに日中は潜んでいます。

モモンガという名の由来について

平安時代には、ムササビとモモンガは既に区別されていたそうです。
当時はモミ、もしくは、ムササビと呼ばれており、このモミが転じてモモと呼ばれるようになり、江戸時代にはモモングァとなりました。
このモモングァが最終的にモモンガになったと推測されています。
また、モモやモマといった言葉は方言として各地に残っているそうですが、モモンガを意味する言葉である地方は少ないです。
本州ではももんがあ、と言うと妖怪の呼称であった時代もありました。

モモンガの飼育について

モモンガは先ほども書いたように夜行性の動物であり、夜になると活動しますので、ペットとして飼育するのなら夜型の生活をしている人に向いているかもしれません。
基本的にお昼は寝ているので、一緒に遊びたいと考えているのなら昼行性の生き物を飼育した方が良いでしょう。
リスの仲間ではありますが、性格的にはリスよりも警戒心が低く、人間にも馴れやすいと言えます。
しかし、あくまでもモモンガは野生動物であるので、ペットとしての環境にすぐに馴れてくれることはないので、気長に接する必要があるでしょう。

鳴き声に関しては、種によって異なっており、あまり鳴き声を出さない、もしくは出しても小さな声である種もいれば、割合大きな声で鳴く種もいるので、飼育する時には事前に確認しておくことをお勧めします。

飼育をする時に躾をするのは、かなり難しいそうです。
もともと一定の場所で排泄する習慣がないことから、ところかまわずに排泄行動を行います。
ケージの中で飼っているのなら良いかもしれませんが、ケージの外に出す時は部屋のどこであっても排泄される可能性があることを覚えておきましょう。

一般的にペットとしてモモンガを飼育する場合、タイリクモモンガ、アメリカモモンガなどが主流となっていました。
しかし、近年になってタイリクモモンガはペットとして飼育禁止となっており、アメリカモモンガは輸入規制の対象となっていることから、一般的なペットとしては縁遠い存在になったと言えるでしょう。
日本でペットとして飼育するのなら、フクロモモンガが一般的になります。

フクロモモンガについて

フクロモモンガはその名の通りに袋を持っている有袋類に属するモモンガであり、カンガルーの仲間になります。
見た目としては、サルに似ており、灰色の体毛に黒い縞模様が入っているのが特徴です。
体重は130グラム程度、体長が14センチ前後となり、比較的小型なので飼育もしやすいでしょう。
人なつっこい性格をしており、赤ちゃんの時から育てることで、飼い主にはとても懐いてきます。
ただし、独特の臭いをさせているので、臭いに敏感な人は注意しておきましょう。