1. >
  2. >
  3. レミング

レミング

都市伝説で有名になったハタネズミの仲間

「レミング」という動物の名称を聞いてすぐに何か思いつく人は、かなり都市伝説やオカルトが好きな人なのではないかと思います。

というのもレミングというネズミの一種である動物はカナダ北部や北欧圏に多く生息をしており、しばしば集団自殺をする動物として有名だからです。

動物が集団自殺というとなにやらオカルトめいた胡散臭い話のように感じるところですが、森の中で生活していたレミング達が突如として群れをなして崖まで暴走をしそこから海に飛び込んで自ら命を絶ったという事件がこれまで伝えられています。

これは果たしてレミングたちが自分たちの種族の保護をはかるためにわざと個体数を減らそうとして集団自殺をしたのか、それとも別の何らかの事情があったのかと様々な憶測が飛びました。

しかしこれは種を明かせば単なるドキュメンタリー映画スタッフがでっちあげたやらせであり、レミングたちを虐待したことによる人為的な現象であったのではないかという話が主流になっています。

ただ集団自殺についてはやらせであったとしても、森の中で増えすぎたレミングたちが新しい場所を求めて集団で移動をしたということまでは本当のことらしく、生物の不思議な一面を垣間見せてくれる出来事であるといえます。

レミング自体は全長10cm程度の小さなげっ歯目(ネズミ目)の生物で、ハタネズミ属の一種類として分類されています。
現在ペット用に流通しているレミングは集団自殺で有名になったレミングとは種類が異なるものなので、突然逃げ出されるという心配は少ないでしょう。

人間にはなつきにくく獰猛な面も

レミングはペット用として一応は流通しているものの、本来は実験用として使用されてきた動物です。
レミングの中には「ドワーフレミング」と「レミング」の二種類がありますが、いずれも生態についてはこれまで詳しいところは解明されていません。

いずれのレミングも警戒心が強く獰猛な性格をしており、飼育をしていても人になつくということはまず滅多にありません。

ケージの外に出してしまうと飼い主に威嚇行動をとったり、脱走を試みたりするのであまりおすすめできません。
他に動物を飼育している家庭の場合にはケンカが起こり大怪我に発展してしまう可能性もあります。

ただし体質的には非常に丈夫で、他のげっ歯目の生物のように細かく温度調節をしてあげなくてもなんとなく健康に生き延びてくれるというたくましさがあります。

原種が寒い地域に生息していることもあってか体脂肪がつきやすく、餌のバランスを考えて与えないとみるみるうちに肥満体質になってしまいますので十分に注意をしてあげないといけません。