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キバタン

オーストラリアの「白いカラス」

キバタンは、オーストラリア大陸全般に生息している真っ白い毛並みと頭の黄色いトサカが特徴的な鳥です。
よく引き合いに出される例として「オーストラリアのカラス」という名称があり、これは日本におけるカラスなみにオーストラリア国内に生息していることが理由です。

日本を含め世界各国ではキバタンをペットとして飼育することはよくあるのですが、本国オーストラリアではむしろ数が多すぎて人間の生活に迷惑を及ぼすこともあり害獣として駆除対象になっていたりします。

キバタンは生物学的にはオウム目オウム科に分類される鳥であり、日本でペットショップで数多く見かけるオウムとかなり近い種類となっています。

オーストラリア国内にはキバタンによく似た鳥としてバタインコという種類の鳥も生息しているのですが、そちらはキバタンよりも一回り小さな体つきをしています。

キバタンは成鳥となったときには体長は50cm程度、体重は800g程度とサイズもカラスに非常によく似ています。
生息域は自然環境の中よりも都市部に多く、大型マンションのベランダにずらりと並んで止まっている様子もよく見かけられます。

キバタンで非常に迷惑なのが鳴き声の大きさで、決して美しいとはいい難い大きな鳴き声を集団で行うため自宅のベランダに住み着かれた人はかなり騒音に苦労をすることになります。

知能は高いため飼育をしていくと良さが見えてくる

一見迷惑な鳥のようなキバタンですが、知能の高さということでもカラスによく似ています。
基本的な飼育方法はオウムと全く同じで、ケージの中に入れて止まり木や餌箱、水飲みを置いてあげればそれで飼育をしていくことができます。

ただ生息域が年間を通じて温かい場所であることから、ケージを置く室内は20℃前後を保ってあげる必要があります。

注意をしておきたいのがケージの出入り口で、利口なキバタンは何度か出入り口を開閉しているところを見るうちに自分で開ける方法を覚えてしまったりします。

そのため脱走を防ぐため出入り口に鍵をとりつけたり、くちばしでは開くことができない仕組みのものを使用する必要があります。

室内に放したキバタンはいたずら好きな性格をしていることからわざと人間が大切にしているものを取って飛び上がったり、捕まえにくい場所に飛んでいったりといった行動をします。

最初はその生意気さにイラッとすることもあるかもしれませんが、上手に信頼関係を築くことができれば飼い主の言うことも聞き分けるようになり、長く良好な関係を築いていけます。

なおキバタンは大変寿命が長い鳥としても有名で、健康なものになると50年近く生きることもあるとのことです。