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ヤドカリ

ヤドカリ

ヤドカリについて

ヤドカリは貝殻の中に自分の体を入れて生活する生き物であり、エビやカニの仲間ですが体は頭部と腹部に分れており、貝殻の中に適応するために体がエビなどとは違い変形しています。
また鋏を持っておりますが、それは左右不対称でありどちらかの鋏の方が大きくなっています。

多くのヤドカリが水深数100mほどの場所で生活しており、岩礁や浅瀬で生活するヤドカリもいます。
普段は貝殻から頭だけ出して生活していますが、危険を感じたりすると貝殻の中に身を隠します。
雑食であり、藻や微生物の死骸や生物の死骸を食べます。
天敵はタコや大型の魚などであり、カニに食べられることや、人間に釣り餌として利用されることもあります。

貝殻について

ヤドカリは貝殻が必要な生き物であり、貝殻がないと貝殻を探します。
自分にあった大きさの貝殻の中で生活し、体が成長して大きくなり貝殻が小さくなると、適用する違う貝殻を探して移動します。
自分の体が入るような固い入れ物なら、何でも貝殻の変わりにするので、ヤドカリを飼う場合に適度な物を与えるとそれを貝殻代わりにします。
また水族館ではヤドカリの中身が見えるようにガラスの貝殻を用意して、ヤドカリが使っているような場所もあります。

イソギンチャクと共生

ヤドカリの多くの種類がイソギンチャクと共生しています。
中にはヤドカリの殻に住み着く種類のイソギンチャクもおり、イソギンチャクを背負って移動したりするヤドカリもいます。
これによってイソギンチャクは移動できるようになり、ヤドカリはイソギンチャクの刺胞によって天敵から身を守ることが出来、お互いメリットがあるのです。

中にはイソギンチャクが自らの分泌液で貝殻を作りそこにヤドカリを住まわせるような関係の種もいます。
この場合はヤドカリの成長に合わせて貝殻が大きくなるので移動する必要もないです。
またイソギンチャクが自らヤドカリにエサを与えるような場合もあります。

飼育について

ヤドカリを飼育することも出来ますが、水槽を用意してその中でヤドカリを飼うこととなるでしょう。
ただし海水を用意しなくてはいけない、水を取り替える場合も新しい海水が必要になる、ヤドカリが大きくなると新しい貝殻が必要になる、といったことがあります。
またエサは死骸を食べるので海の掃除屋とも言われており、エサもそのようなものに近いものが必要です。
ただし同じ物を続けてあげると飽きてしまいます。
場合によっては藻などをあげても良いですし、海に行ったときにヤドカリのいるような場所でエサを調達してきても良いでしょう。
また水槽で飼育していると、だんだんと水槽の底に微生物の死骸が溜まっていきますので、その掃除も必要です。