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ハリネズミ その1

ハリネズミ

ハリネズミ科

ハリネズミはハリネズミ科ハリネズミ亜科に分類される哺乳動物の総称ですが、狭義では針毛を持つ5属14種のハリネズミ亜科を指し、ネズミと言うよりはモグラに近い動物です。
外来生物法の特定外来種指定リストの第二次指定種に指定されていて、日本での自然界での生息は確認されていません。
ヨーロッパ、ロシア、アフリカ、中近東、日本を除く東アジアなどの森林、草原、乾燥地帯などに広く分布しています。
その歴史は古く、哺乳類の中ではカンガルー、カモノハシに次いで古いものがハリネズミなのです。
ハリネズミは背中に無数についている針毛が特徴ですが、実際には体毛が堅くなったもので、興奮したり、外敵などから身を守る時にこれを逆立ててます。
短い手足にしゅっととがった鼻をしています。
体長は大きくても20センチ程です。

特徴

ハリネズミは夜行性の動物で、夕方になると活動を始めます。
地中にいる虫などを好んで食する雑食性です。
何か未知なものを口にした時に、それを味わってその後ブクブクと唾液をだして自分の針毛に吐きかけるという「塗油」「香油塗り」などと称される行為をする習性がありますが、どのような目的で行うのかは分かっていません。
特にコレと言った繁殖期を持たず、およそ1カ月程度の妊娠期間で2〜5匹程の幼獣を出産します。
出産日が近づいたメスは精神的にナーバスになる傾向が強く、ストレスをためると母親が子供を食べてしまう事もあります。

飼育方法

ハリネズミは近年その姿の愛らしさからペットとしても人気が出ている動物です。
犬や猫の様には人間になつく事はないようです。
体を掴まれる事を好まない個体も多く、飼い主とのコミュニケーション自体がストレスになる場合もあるので、観賞用としての意味合いが強い動物です。
ハリネズミをペットとして飼育する場合には、ウサギ用のゲージなどを準備し、底網を抜いてペット用シーツなどを底材として敷きます。
昼間の寝床や隠れ場所として巣箱を用意しましょう。
ゲージの側面をよじ登る事が出来るため、爪を引っ掛ける事のないように対策をします。
運動不足はストレスや肥満の原因になるので、滑車など運動の出来るおもちゃを入れてあげると良いでしょう。
ハリネズミはモグラの仲間なので、ハムスター用の餌などでの代用は栄養障害をひきおこす事もあるため出来ません。

食事

ペットショップなどでハリネズミ専用のペットフードを購入する事が出来ます。
種類によっても、好みの食性が違ってくるので、予め確認しておくとよいでしょう。
代謝が高く、動物性のタンパク質が多く必要なため、コオロギなどの昆虫やゆで卵の黄身、生鶏肉、バナナなどを副食として与えるのも良い方法です。
暑さや寒さに弱いため、夏場は換気のよい場所に、冬はヒーターなどを利用します。
ベランダなどの屋外での飼育には適しません。
臆病な動物なので、大きい音のするスピーカや出入り口からは離れた場所で飼育しましょう。