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フェレット その1

フェレット

イタチ科

フェレットはイタチ科に分類される細長い胴体に短い脚の動物で、体長は35〜50 センチ程度です。
その愛らしい姿からペットとしての人気も定着してきているほか、狩猟や実験動物として用いられる事もあります。

ペットとして飼われているフェレットの多くは、発情期などに強烈な臭いのもととなる肛門腺を手術で除去した状態で販売されているのが殆どです。
フェレットの歴史は古く、エジプトを起源としてヨーロッパやアメリカに広がり、およそ3000年程前から飼育していたと言われています。

品種改良された動物

もともとは野生のヨーロッパケナガイタチを品種改良した品種で、その習性を生かして、ヨーロッパでは狩りでウサギなどを巣穴から追い出す役割を果たしたり、ネズミの駆除や配管掃除などに利用されていました。
ヨーロッパの一部の国では、いまでもスポーツ感覚でフェレットを使った狩りを楽しむところもあるようです。
ペットとしても歴史の長いフェレットの種類はとても豊富です。
アメリカ、カナダ、ニュージーランド、中国などにペットのフェレットの大規模ファームがあり、それぞれの出身のファームごとに種類分けされている傾向が強いようです。
明確な分類とは言えないようですが、その種類によって、毛色、骨格、性格などに差があります。

  • ・やや小型のマーシャル・ファームズ
  • ・体格がよく病気に強いパスバレー
  • ・独特のパンダのような模様が特徴のニュージーランド・フェレット
  • ・骨太でやんちゃなカナディアン・フェレット
  • ・長くて柔らかい毛をもち希少価値の高いアンゴラ・フェレット

などが人気の様です。
毛色も種類豊富です。
フェレットの定番とも言えるこげ茶のセーブル系、セーブルよりも淡いバタースコッチ系、手足の先が靴下をはいたように白いミット系、真っ白い毛に赤い眼の稀少種のアルビノなどに分ける事が出来、顔が白かったり、目の周りに隈取があったりと、それぞれの個体の個性を楽しむ事も出来ます。

寒さに弱い動物

フェレットは個体差があるものの、好奇心旺盛で人間によくなつきます。
慣れれば名前を呼べばよってきますし、人間と一緒に遊ぶ事が大好きです。
幼少期は噛み癖が抜けない個体もあるようですが、基本的に賢いので、根気強く訓練すれば矯正する事は十分可能です。

興奮した時に鳴き声をだす事もありますがさほど大きくはないため、集合住宅などでも周囲に迷惑をかける事はありません。
ペットとして飼うときには、大きめのゲージ、給餌給水セット、ハンモック、トイレの準備をします。
寒さには比較的強いものの暑さには弱いという性質があり、また消化時間も短いため、水と餌はいつでも口にできる状態にしておく必要があります。
また、遊びや狭い場所が好きなので、誤飲の危険がないおもちゃや、身を隠せる様な狭い場所を用意してあげると良いでしょう。
餌は専用フードをペット用品店で購入します。
チョコレート、玉ねぎ、コーヒー、お茶などは中毒症状を引き起こすため食べさせてはいけません。
人間の食べ物は、フェレットには塩分や糖分が多すぎるため与えない方が良いでしょう。