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アルマジロ

アルマジロ

アルマジロ科

アルマジロは、哺乳綱異節上目被甲目の動物の総称で、現存するのはアルマジロ科のみです。
哺乳類の中で唯一体が骨質の甲羅で覆われていて、その甲羅の形状からアルマジロ亜科とヒメアルマジロ亜科に大別できます。
北アメリカと南アメリカの一部の乾燥した草原や森林地帯に生息し、おもには単独で行動しています。

特徴

一番大きな品種であるオオアルマジロは体長75~100センチ、体重30~60キロに達するものもいます。
これに対し、最小クラスであるヒメアルマジロは体長12~15センチ、体重80~100グラム程であり、同じアルマジロであってもそのサイズは科によって様々です。

食事

食性は雑食で、昆虫類、カタツムリ、ミミズ、ヘビなどを好んで食べます。
夜行性で、日中は地下に掘った巣穴で眠っています。
一日の内の多くを眠って過ごし、睡眠時間は一日18時間です。
前足にある鋭い爪を用いて巧みに穴を掘り、中には0.6~3.6メートルもの穴を掘るものもいます。
外敵に襲われると丸まって堅い甲羅で身を守ったり、穴を掘って逃げたりしますが、実際に体をボール状に丸めるのはミツオビアルマジロ属 のみです。
泳ぐ事も出来、小形のピチアルマジロは冬眠する事もあるようです。

ハンセン病に感染する動物?!

原産地である南アメリカでは、アルマジロを食したり、甲羅をチャランゴという楽器の材料として使用したりとアルマジロは身近な動物として扱われています。
アメリカ合衆国の南部でも近年では一般的な動物として位置付けられていて、テキサスでは州の動物として指定されています。
中にはその生息数が増加しすぎたため、狩猟の対象になっている州もある様ですが、人にもよくなつくことなどからペットとしても多く飼育されています。
また、人間以外でハンセン病に感染、発症する稀少な動物としても知られ、その研究にも用いられています。

ペットとして飼育ができる

アルマジロは特別な許可や申請を受けることなく、日本でペットとして飼育する事が可能です。
アルマジロをペットとして飼育するなら、犬猫用のゲージか水槽を用意します。
一日中ゲージ内で飼育するのであれば、多少ゆとりのサイズを選ぶ方が良いでしょう。
もともと穴を掘る習性で爪が長いので、底網は外して、新聞紙や牧草などを敷きつめて中に潜る事が出来るようにします。

食事

食性は雑食で、一般的なドッグフードなどでも代用が可能です。
この他にも、バナナやリンゴなどの果物や野菜、生卵なども良く食べます。
野生下のアルマジロが食するコオロギなどの生餌を与える事もストレス解消などの面からも良いでしょう。
ただし、一度太ってしまうと痩せるのが難しい動物であるため、餌やおやつの与えすぎには注意が必要です。

日本では珍しいペット

ゲージ内には誤飲の心配のないおもちゃをいれておきます。
可能であれば、ゲージから出して自由に動き回る時間を作ってあげると良いでしょう。
屋外を散歩させる場合は、ノミやダニの予防に注意が必要です。
日本ではまだ珍しいペットのため、変化が見られた時にすぐに受診できる獣医さんを見つけておく事も必要です。